2025.09.18 ニュース

【vol.04】「想い」からはじまる協業へ。Luvir × IDL初対談レポート

【vol.04】「想い」からはじまる協業へ。Luvir × IDL初対談レポート

全4回にわたってお届けしてきたLuvir×アイディールの対談も、いよいよ最終回。

組織づくりの哲学、プロセスへの向き合い方など、これまで対話を通して、両社の間に共鳴する価値観が数多く浮かび上がってきた。

今回は、それらの共鳴をふまえて、参加者一人ひとりが対話から得た「気づき」や「これからの展望」を率直に語り合うクロージングセッション。“会社”という枠を超えた未来の協業像、そして今後の可能性が、より具体的に語られていく。

「会社」という枠組みを超えて

原田:そろそろ時間になりますので、最後にお一人ずつ、本日の90分を通して得た気づきや学び、「これからどうしていきたいか」という想いや展望を共有いただけたらと思います。

岡田:そうですね…。この90分の対話を経て、改めて感じたのは、“会社”という枠組みにそれほどこだわる必要もないんじゃないかということです。たとえば、Luvirとアイディールが、それぞれの組織の垣根を越えたグループの中で、一緒に大きなキャリアを描いていく──そんな未来もあるかもしれないと、可能性をすごく感じた時間でしたね。

中川:Luvirのメンバーがアイディールさんのところへ修行しにいく、みたいなことがあっても面白いかもしれないね。

丹羽:こちらからもお願いしたいです。うちは人事制度とか、制度設計のプロフェッショナルがいないので、そういった領域での修行もありがたいと思います。

奥地:いつか、両社の人材が交差しながら、お互いの強みを活かすような実験的な座組や学園的な取り組みができたらいいですよね。

組織の融和を通じて生まれた「より具体的なアイデア」

丹羽:今日改めてみなさんとお話しして、目指している方向性がすごく近いことに改めて気づきました。もちろんカルチャーには違いもあると思いますが、似ている部分がとにかく多くて。偶然の出会いではありますが、ここから何か一緒にさせていただきたいという想いがすごく強まりました。

中川:まさに今日話していた、組織の「融和」そのものですね。

奥地:たとえばLuvirで「組織文化インサイト診断」を使って、アイディールさんと比較してみたり、共同プログラムでアサインされるメンバー同士で、カルチャーの違いを体験しながらチームビルディングしてみるのもいいですよね。
これってM&Aや部門間連携など、いろんな場面に応用できる汎用性があると思うんですよ。そしてこういう具体的なアイデアがどんどん自然に出てくるっていうのが、やっぱり一緒に組みやすい関係性なんだな、と実感しました。

中川:僕も同じで、「なんとなく近いよね」という抽象的な共感だけではなくて、「これとこれが組み合わさったら面白そう」と、具体的な取り組みにまで話が落ちてきたのがすごく良かったなと感じています。

メンバーから語られる「実現に向けての熱い意思」

岡田:最後に、Luvirメンバーのお二人からもなにか気づきを聞きたいですね。

花谷:はい。Luvirには、長くいるメンバーもいれば、外から加わった人間もいます。そうした中で、「Luvirの組織文化をどうしていくか」と考える機会は増えてきましたが、やはりどうしても社内だけでは見えづらい部分もあると思っています。

ですので、他社と関わることで、「Luvirにはこんな良さがあったんだな」とか、「他社にはこんな考え方や文化があるんだ」といった気づきが得られるのは、とても貴重な学びの機会になるはずです。

いわゆる“社員交換”のような形で、アイディールさんの現場に寄せていただいたり、逆にLuvirに来ていただいたり。そういったリアルな体験を通じて相互理解が深まり、新しい発見から協業の可能性がさらに広がっていく。

今日の対話を通じて、そんな繋がりがこれから生まれていくといいなと思いました。引き続き、よろしくお願いします。

岡田:いいこといいましたね! 原田さんからも何か一言。

原田:はい、本日は90分ありがとうございました。

色々とお話を伺う中で、皆さんがそれぞれに考えている想いや、目指している世界観が、驚くほど重なり合っていることに気づきました。

でもそれは、単なる一致ではなくて、お互いの良さやカラーを大切にしながら、無理に揃えようとせずに尊重し合っている。そういう関係性は、いわゆる「チーム」を組んだときに、自然とうまくいくんだろうなと思います。

また特に後半、話が具体化してくるにつれ、「アイディールさんとLuvirが組んだら、こんなに面白いことができるんだ」というイメージが膨らんできて、もしかすると人事コンサルの枠組みそのものが変わるんじゃないか、と思えるほどの可能性を感じました。

そして、こうしたアイデアをしっかり実現していくためには、やはり本腰を入れて取り組まないといけないなと。メンバークラスとしても、そこに向けて気持ちを引き締めて動き出したいと思います。

中川:形にしていきましょう。

原田:そうですね。そこをどう形にしていくか。実現に向けて、ぜひ引き続きよろしくお願いします。

丹羽:お願いします!

会社の枠組みを越えた協業が、新しい可能性を切り拓き、大きなキャリアを描いていく。最後にLuvirのメンバーから語られた、協業の実現に向けた熱い意思がこれからの両社の未来をさらに加速させていくだろう。