統合後の両社社員が一枚岩となって活躍・成長していくための制度設計&浸透
業界
建設・住宅・インテリア・材料
従業員数
836名
ご支援期間
約10カ月
課題・背景
直近の経営統合によって人事制度が1社2制度状態となり、社員間で労働条件や報酬に格差が出てしまっていた。
一部社員のモチベーション低下が顕著に表れてしまったこともあり、早急に全社員が納得して受け入れられる
共通の人事制度が必要になった。ただし、現行の人事制度においては処遇の不透明性が社員の不満を
引き起こしているため、現行制度を全社員に適用するのではなく、
両社制度を活かしつつも新たに1から制度全体を見直すことが必要だった。
コンサルティング内容
- 両社の人事制度の棚卸・差異の分析 ・新会社としてありたい姿を特定した上で制度統合方針
- 新人事制度の方針を策定
- 等級ごとの期待される役割、求められる行動や能力を明確にすることで
社員が「会社として求める人材」になってもらえるように設計 - マネジメント職とスペシャリスト職とキャリアを分岐させることで
社員の能力や特性に合ったキャリアアップができるように設計 - ”行動・能力評価”と”成果評価”という2軸に分けて評価を行う事で
「何に対する評価」であるかを明確にして評価の透明性を高まるように設計 - 社員にとって安心感を提供するだけでなく、成果を上げればその分報われるような報酬制度を設計
- 人手不足が叫ばれる業界において、60歳以上の働き方に対して柔軟な制度とすることで
人材不足が解消されるような制度を設計 - 業界にとって目指すべき4週8休が将来的に実現できるような労働制度を設計
- 全体として2社間で異なる規程・規約を設けている場合は両社社員にとって
不利益にならないように設計 - 新たな人事制度を早急に浸透させるための施策提案や説明会
- 評価者向けトレーニング資料を作成
アウトプット
制度設計資料、等級定義書、評価シート、報酬テーブル、制度説明会資料、評価者トレーニング資料、
制度パンフレット、評価者マニュアル